2015-07-08 たまに刺さる。 今更ながら『惡の華』を読んで、案の定嫌な気分になる。 嫌というか…あの頃を思い出す感じ。 まあ、多かれ少なかれ一定の拗らせ感は誰にでもあるかと。 あの頃の黒い感じと言いますか、 どこかに黒い固まりが詰まっている感じを あそこまで的確に書くのはやはり才能なんだろうな。 “できれば思い出したくないなあ…”と思いつつも読んでしまうのは、 作品の魅力なのか。それともあの頃への懐かしさなのか。 そんな感じ。